第20ステージ、コルベイユエッソンヌ〜パリ・シャンゼリ
ゼ、
　160,5Km

　ザベル、マイヨ・ベールを取り返すも、ゴールはスボラダ
に！

　最終日です。来ましたパリゴール。今日も暑い一日でした
が、
明日はさらに暑いという日本に帰る日です。

　で、もう総合での変化はないので、ランスの優勝は確定し
たも
同然。見物は昨日も書いた通り、オグレディーとザベルのマ
イ
ヨ・ベール争いでしょう。きっとこのページを見てくれる方
は、
もうその行方を知ってると思うのですが、一応あらすじ。
　コースには2つのスプリント地点が設けられ、ゴールも含
めると
3つの争いが見れるはず。1つ目ではザベルのドイツテレコム
チー
ムが中心となり、オグレディー潰しにかかる。結果は1位ザ
ベル、
2位オグレディーと昨日までの2ポイント差をこの時点でチャ
ラ
に。2つ目でもテレコム作戦が功を奏し、またザベルが1位、
2位ビ
ノクロフ（ドイツテレコム）、3位オグレディーと、これで
逆転。
あとはゴール勝負に持ち越される。
　シャンゼリゼ周回コースの前半では、マイヨ・グランペー
ルの
ローラン・ジャラベールを含む23人が逃げるが、最終周回ま
でに
全員が捕まり結局はスプリント勝負に。最後紺コルド広場か
らの
約250ｍ直線で、各有力スプリンター達が並び始めるが、そ
の中か
らスロバキアのヤン・スボラダ（ランプレ）が抜け出る。ス
ボラ
ダは他のスプリンターにジリジリと差を広げ、最後は万歳で
ゴー
ルへ飛び込んだ。2位にはザベル、3位にはオグレディーでマ
イ
ヨ・ベールはザベルに確定。
　そして、もちろん
総合優勝はランス・アームストロング（アメリカ・USポスタ
ル）、
2位ヤン・ウルリッヒ（ドイツ・ドイツテレコム）、
3位ホセバ・ベロキ（スペイン・オンセ）。

各ジャージは
マイヨ・ベールがエリック・ザベル（ドイツ・ドイツテレコ
ム）、
マイヨ・グランペール（ブランアポワルージュ）はローラ
ン・ジ
ャラベール（フランス・CSC）、
マイヨ・ブランはオスカル・セビリア（スペイン・オン
セ）。

それと、健闘賞にローラン・ジャラベール、チーム優勝はケ
ルメ
となりました。

　えっー、皆様、井上のつまらぬレポートに3週間お付き合
い下さ
いまして、ありがとうございました。
これで、現地からの更新は終わりますが、帰国後の紙媒体等
の宣
伝をさせていただくつもりですので、数日後にまた出てきま
す。

　また、写真はBBSでの森下さんとうえさんの最終リクエス
トにお
答えして、ランスの表彰以外にジャジャの凱旋姿とザベルの
マイ
ヨ・ベール姿（今日のではありません、ごめん）をアップし
まし
た。
　では、また。